染色の楽しみ
2017.05.26Wear
「今回はこれでいこうか」
たまに見つかるビンテージウエア、
そのどれもがコンディションが良く数のあるものではありません。
汚れや破れの少ない厳選した中から更に
' こんな色だったらいいな ' と、
京の着物や帯などを染色している工場に染色をお願いしているのです。
長年お付き合いしてくださってるこの工場で
染めたい色をサンプル染めしてもらい
もう少し濃く、、
いやもう少し青く、などと打ち合わせを重ね
染めていただきます。
毎回仕上がりの想像をしながら待つ時間は
それはもう楽しみで
出来上がるとすぐ工場に飛んでいくのです。
今回もわずかながら染め上がったビンテージ、
一部さっそくご紹介しますね。
France
¥16,800 + tax
まずはチャコール色で染めてもらった当時のナイトウエア、もしくは
肌着のような感覚で着られていたフランスのコットンドレス。
ハリのある目の詰まったコットンや
胸元の重なり合ったデザイン、、
たっぷりととられた着丈が大人の女性を想う一枚です。
脇下も開かなくて一枚でさらりと着れる
真夏にぴったりのドレス、
さあ、どこへお出かけにいきましょうか。
France
¥12,800 + tax
ネイビー色で染めてもらった半袖のプルオーバーシャツは
ギャザーがたっぷりととられたスモックのような一枚。
着丈がチュニック丈と、
ワイドパンツから細身、ショートパンツなどと合わせとも良さそうですね。
肌に触れた時の柔らかさにきっと驚かれる
動きについてくるようなしんなりとしたコットンが着心地の良い一枚です。
France
¥14,800 + tax
シルエットがとてもきれいなこちらもネイビー染めのノースリーブドレス。
画像はブルーにも見えますが深いネイビー色をしています。
シンプルでありながら胸元のカットワーク、
襟元を縁取るデザインなど細やかな仕事は
飽きのこない作りです。
Germany
¥12,000 + tax
今回の初めての色はエメラルドでお願いしました。
涼しげなカラーが夏に似合う半袖プルオーバーシャツ、
ゆるりとリラックスした雰囲気で着ていただきたいですね。
他にも長袖タイプのドレスにシャツなどもございます。
元々は淡い色をしたビンテージウエア。
そこに色を足すことで生まれる価値、
自分だけのお気に入り、見つけてくださいね。
kosaka
<5月のベルカルテ>
27日(土)、28日(日)は自然研修のためお休みです。
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