ハバーサックの春粧い
2025.03.14Wear
陽が長くなってきましたね。
撮影中、柔らかな日差しが背中を照らすと、じんわりと暖かく、ようやくかなの春を感じられて嬉しい、、
となったのですが、同時に花粉症の私たちには、つらい時期でもあり、、。
いつもながら症状が出ては急々と、お茶や酵素など処方したりして誤魔化すのですが、皆さんはいかがでしょうか。
随分と前から腸内環境整えておかないと、なのですけど、、ね。
さて、身に纏うものはウールなど温かな素材のものから、軽やかなコットン素材へ。
一枚で様になるようなデザインだったり、楽にさらりと着れるものへとシフトしたくなります。
HAVERSACK
ヴィンテージモダンをテーマに、ミリタリー、ワーク、ユニフォーム、テーラードといった
普遍的なカテゴリーの洋服を、現代にアップデートさせているブランド、HAVERSACK(ハバーサック)。
その多くのアイテムには、様々な着こなし方ができる工夫が施されているのですが、
デザイナーが理想とするスタイルは
「着る人それぞれの経験や考え方を尊重し、人間の多様性を後押しするようなワードローブ」。
つまり、一人一人の生き方や感性を重ね合わせたとき、生まれてくるスタイルこそ個性、と考える通り、
十人十色のスタイルを、ヴィンテージ要素を加えた新たな「衣」で楽しむ、そんな '' コア '' なブランドです。
ヴィンテージの解釈も、作り込みも素晴らしい HAVERSACK、一点もののヴィンテージジュエリーも交えて早速ご紹介しますね。
HAVERSACK Flower print Shirts
Japan
¥27,500(25,000)
ヴィンテージパンツ M64 Pants
1980's France
¥14,300(13,000)
まずは、こちらから。
ハバーサックオリジナル生地を使用した、大胆なフラワープリントが目を惹く、クロップド丈のシャツ。
短めの丈感という所がポイントで総柄にも関わらず、シンプルな装いに華を添えるような、使い勝手の良い一枚です。
一見短そうとも思える長さなのですが、おへそに近い裾位置で、シャツの裾を入れるのが苦手という方にも嬉しい丈感ではないでしょうか。
オーバーサイズのドロップショルダー。
そう聞くとゆるっとした雰囲気のものを連想される方も少なくないはず、なのですが '' きちんと感 '' があるのは、
タイプライターのハリのある生地と、バンドカラーのおかげ。
フロントを閉めてのスタイルはもちろん、開けても。
開ける着ると '' シャツ素材のアウター '' のような感覚で、羽織りとしても使い勝手良さそうです。
サイドから見た、Aラインに広がるシルエットが素敵。
切りっぱなしのような裾の素っ気なさも良い雰囲気。
アンティークジュエリー Silver Connemara Stone Screw Earring
1920's ENGLAND
¥15,400(14,000)
カーキのシャツにミリタリーパンツ、そして耳元にもグリーン。
同じ色合わせを楽しむ、それも個性ですね。
HAVERSACK シャツワンピース
Japan
¥50,600(46,000)
雰囲気ががらりと変わって、こちらもハバーサックのワンピース。
脇下あたりからネックまで、ラウンドするように入ったスリットがポイント。
ボタンを全部閉めるとタートルの様になり、開けると襟のように。
ハリのある生地感がカジュアル過ぎず、格好良いです。
ワンピースの袖口は、ゴム仕様。
好みの位置にたくすと、バルーンシルエットにように。
ウエストは、ワンピース共地の長めのベルト付き。
ダブルリングを通した後は、くるりとベルトの下をくぐらせて、こなれた雰囲気に。
ヴィンテージジュエリー Filigree Butterfly Clip Earring
1950's Itary
¥10,450(9,500)
耳元には、蝶々。
細い銀線で作られた、フィリグリー細工のイヤリングは、肌が透けるほど透け感があって軽やかな印象に。
925 Silver Sapphire Ring
1970's England
¥18,700(17,000)
手元は、シルバーリングでさりげなく。
濃紺のサファイアが格好良すぎず、普段使いしやすいです。
光を反射するようなダークブラウンの色違いは、高級感のある色味。
日常よりも少し '' 背伸びしたい '' 場にも向いたお洒落な一枚です。
こちらのウエストマークは、後ろで。
トレンチコートのように、ラフにベルトを結って前後で表情を変えてみるのも◎
※玉虫のような独特のカラーが素敵です。
※玉虫色とは、光の干渉によって起こる金緑から金紫の色調変化をする染色や織色
ヴィンテージスカーフ
France
¥1,650(1,500)
ワンボタン開けてスカーフをくるりと。
襟元を埋めるように巻いたラフなスタイルも、色んな表情が作れて楽しいアイテムです。
9kg Rose / Yellow / White Gold Ring 10号
1976年以降 London
¥63,800(58,000)
手元は、ホワイト、イエロー、ローズゴールドの贅沢な3連リングをひとつ。
ボリュームがあるので、人差し指か中指におすすめしたいリングです。
HAVERSACK ビックシャツ
Japan
¥31,900(29,000)
シャツワンピースをもうひとつ。
一見、シンプルな作りのシャツ、なのですが、、
フロントを開けるとマチが出てくる、※アノラックパーカーのような作りがハバーサックらしく誰もが驚く仕掛け。
開けて着ていたい、リラックスした雰囲気です。
※アノラックパーカーは、フード付きで、防寒性や防水性、防風性を兼ね備えたアウターウェア。
アウトドアシーンやミリタリーウエアにもみる羽織り。
そして、袖口にもこだわりが。
サイドから見ると裾広がりになった幅広の作りと、脇下に向かって強弱のあるカフスが、腕をほっそりと見せてくれます。
薄手でハリのあるポプリン生地が涼しげ。
ボトムにもミントカラーのリラックスパンツを合わせて、爽快でリラックスした雰囲気のスタイルに。
HAVERSACK リネンジャケット
Japan
¥48,400(44,000)
HAVERSACK リネンワイドパンツ
Japan
¥39,600(36,000)
それからメンズは、こちらのセットアップ。
以前に店頭で違うアイテムでもご紹介したことのある、前立てにあしらわれた装飾は、
コアなミリタリーアイテムにみるようなデザインで、一見するとチャイナ服っぽくもあるジャケット。
ラグランスリーブと、袖下に付いたマチ、身幅はゆとりある作りで腕の可動域を妨げず、着やすく、動きやすい作り。
生地感も、ジャケットとシャツの中間のような薄手の羽織として、春から夏手前まで、秋口にまた、と長く活躍しそうです。
素材は、リネン。
※天日干し染めによる、独特なシワ感とムラが特徴で、どこか和紙のような雰囲気も。
※天日干し染とは、太陽の光と風を利用して染料を定着させる染色方法。藍染めなどにも用いられています。
色は黒でも炭黒のような、曖昧な色味が落ち着きを感じさせる大人カラー。
着ていくほどにくったりと馴染んで柔らかくなってくると、さらに雰囲気が出そうな一着。
女性がゆったりと着られても素敵です。
それから、揃いのパンツも同じカラーで。
パンツにも動きやすい工夫があって、内股に三角のマチを取り入れた、古いワークパンツに見られるディテールが。
落ち着きのある上下なので、足元は白で軽やかに。
気温が高くなってくるとサンダルのような足元も、抜け感が出て素敵そうです。
ヴィンテージの持つ良しとする所を、日常に寄り添う生地や作りで、自分たちの作りたいものをいかに作れるか、
そんなこだわりが垣間見れる HAVERSACK。
日常を少しアップグレードしてくれそうなコレクションから、いつものお出かけも、ちょっと背伸びするお出かけも
楽しんでもらいたいです。
chie
category : Wear