春の衣にアンティーク
2019.02.26Accessory
春を感じる時間が増えてきました。
装いを少しずつ明るく、クローゼットの並びも軽めが前に。
ミモザのキレイな生花、蕾の桜を活けてみたり。
ベルカルテには新たなアンティーク、ビンテージジュエリーが並び始め、
いろんな春の衣に合わせてイメージしています。
ファッションが楽しい時です。
シャンブレーブルーにシルバーレース。
本当のレースではなく銀細工 " フィリグリー "
細い銀線を用いて造られる、まるでレースのような品。
ひとつのデザインのようにブローチをなじませる。
素敵な個性です。
Filigree Brooch
1920's England
¥12,000 + tax
マーカサイトのさりげない輝き。
ダークカラーのまま、相性のいいマーカサイトイヤリング。
ダイヤモンドの代わりに使われた時もあった、深く光る石。
パールが柔らかさをもたらしてくれて、いいバランスで耳元にいてくれます。
Marcasite Screw Earring
1940's England
¥9,000 + tax
ヒラヒラと舞い降りた一枚のリーフのよう。
こちらもダークカラーの中で映えたいち枚、いえ、ひと品。
北欧の古きシルバーメーカー、デヴィッド・アンデルセン。
北欧らしいカービング、程よくくすんだシルバーカラーとキレイなエナメルとの調和、
見た目よりも合わせた時の印象がとても良いです。
David Andersen Enamel Brooch
1955 Norway
¥18,800 + tax
耳元にも。
エナメルの輝きは、晴れてる日と曇っている日では見え方が変わると思います。
天気によって合わせる洋服が変わっても、表情豊かに楽しませてくれるアイテムです。
左右逆に付けるとまた印象が変わるクリップイヤリング。
David Andersen Crip Earring
1955 Norway
¥15,800 + tax
春らしい白衣の中に暖色をひとつ。
2枚のリーフがループしてひとつのモチーフに。
David Andersen Crip Earring
1955 Norway
¥15,800 + tax
今日の気分は…
9K Gold Filigree Motif Spinel Pierce
1982 London
¥22,000 + tax
先のフィリグリー技術をもって造られた純金の小さなピアス。
センターのスピネルは黒く見えて、光が入るとブルーに輝きます。
小さな蕾がパッと咲いた花のように、笑みが溢れるような可愛らしい存在です。
肌馴染みのいいゴールド、こんなさり気なさは白はもちろん、場面が多いでしょうね。
9K Gold Tie Pierce
1960-1961 Birmingham
¥15,000 + tax
まるで結ったようなゴールドのみのピアス。
自然と出来る陰影がコーディネートを締めてくれる、とても効果的なデザインです。
ただキレイなデザインは女子感が強すぎるので、
こんなサックスブルーのキレイなカラーにタイモチーフは最適。
馴染みいいですね。
18K Gold Plain Ring 14号
1912 Birmingham
¥36,000 + tax
中指に極細の14金ゴールドフィルド、人差し指に18金のフラットなアンティークプレーンを。
ブラックギャザーをリングで纏めるかのように、凛とした女性を創ってくれます。
パステルブルーとパールカラーの調和。
同調のフラットプレーンリングに5つのシードパール。
15金以上のカラーは時にいやらしく見える事。
指に沿う厚みが主張しすぎず、落ち着きを感じます。
15K Gold 5 Pearl Ring 13号
1879 Birmingham
¥48,000 + tax
それから蛋白石オパール。
パールのホワイトとはまた違う虹色のホワイト。
ワントーンカラーの装いにはもってこいの石と思います。
オパールは産地によって放つカラーの強度が変わります。
カラフルでとてもキレイな物、白身が強く奥にさりげなく光を放つ物など。
これは後者のタイプのピアス、静かにカラーを解き放ちます。
9K Gold Opal Pierce
1989 London
¥26,000 + tax
パール、オパール、並べたくなるもうひとつはシェルカメオ。
小さく揺れるドロップタイプのピアスです。
80年代ロンドンで多く作られたバーが曲がるスタイル。
シンプルでミニマムな見た目になります。
柔らかな暖色のシェルはこの春の暖かな木漏れ日のようで、
スッキリしたカラーの衣に優しい印象をつけてくれます。
9K Gold Shell Cameo Pierce
1986 London
¥20,000 + tax
カーネリアンの造形リング。
現行でも作られているカーネリアンリング。
これは古いタイプの造形。
ひとつひとつ違うラインが時を経て今尚楽しませてくれます。
Carnerian Ring
1910-1910 Germany
¥4,000 + tax
何も付けずにひとつだけ大きく、そんな好みもあるでしょう。
8粒のガーネットを重く見せないひと粒のパールの存在。
爪留めの土台がこれから咲く花を守ってるよう。
大きいのにうるさくない、格好のいいトレンチとの相性もいいですね。
9K Gold Garnet Pearl Ring 12号
1966-1967 London
¥34,000 + tax
自分だけの1点物の華、どう咲かせますか?
katayama
category : Accessory