少し先のTシャツ時間
2021.05.07Wear
5月に入って、わかりやすく気温上昇。
先日の寒い日はちょっとビックリしましたが、暦の上での " 初夏 " を肌で感じる時間が日々多くなってきていますね。
最近は母へのギフトを考えながら、本夏に向けての軽やかな品についてお話しする機会が増えました。
サンダル、帽子、タオル、虫対策などなど。
夏の季節を想像しながら、これからと、少し先の下準備のタイミング。
きっと今年も暑くなるんでしょうね。。
でもTシャツ一枚で過ごす時節、私は楽で大好きな季節です。
着て洗ってすぐ乾いての繰り返しはとてもシンプル。
洗い替えや、シチュエーションによって色々素材や形を変えることをオススメするので、
たかがTシャツ、されどTシャツ、自身にあった一枚を選んで欲しいです。
スムースな生地で中地の一枚。
ドロップショルダー、セミワイド。
肌をそこまで出したくない方、ラインを出したくない方は嬉しい一枚。
中地なのでインナーが響くことはやや抑えられ、スムースな生地感はストレスフリーな気持ち良さがあります。
程よいクルーネックはカジュアル向けですが、
このアシンメトリーとラウンドが、少し女性的な " キレイ " を作ってくれるので、野暮ったさがゼロです。
母…好きそうですねー。
prit ワイドTシャツ
Japan
¥6,490 (5,900)
それと、同素材のチュニック丈。
こちらも同じクルーネックながら、
安心の五分袖と縦のラインを作るロング丈がとてもキレイにまとめてくれます。
裾のスタイルも同調なので、パンツ合わせはいい感じですね。
日々とりあえず手に取ってしまいそうな一枚になりそうです。
prit ワイドチュニックTシャツ
Japan
¥8,250 (7,500)
変わって、
もし羽織がそこにある場合、時にワイドシルエットのカットソー、Tシャツがもたつく時があると思います。
体のラインが出過ぎることがよくない場合はありますが、
隠すことで全体が崩れてしまうなら、またそれも正解とは言えません。
ベースになるものが程よいラインを保ち、無理のないシルエットを作ってくれるのであれば、
複数枚持っているべきマストなアイテムだと思います。
この一枚、着ていただくと分かると思いますが、
纏まりやすいベースシルエットと良素材なんです。
Armor lux(アルモーリュクス)
フレンチバスク好きの方はご存知の方も多いと思いますが、
セントジェームス、ルミノア、オーチバルと同じく、
海で働く船乗り達のために、厳選された素材と伝統的な手法により作られたニット製品を作っている歴史あるブランドです。
もうかれこれ90年の歴史があるんですね。
話が少しそれますが、今から15年ほど前、
私が駆け出しのバイヤー時代に出会ったのがこのArmor luxのTシャツで、独特の柔らかさと、変に着丈が長く感じた覚えがあります。
その頃はアメリカ製の品々を中心に扱う仕事だったので、フランスのセンス、デザインに遠い憧れを持っていた頃です。
当時このとき見たパックされた袋、一枚一枚梱包された箱のフレンチデザインはアメリカのそれとはまた違う良さがあって、すごく衝撃でした。
ベルカルテを始めてふと思い出したフレンチTシャツ。
当時の担当者と思い出話をしていると
「すこしあるよ」と。
まだ当時のまま保管されていたわけです。
肌触りはとても柔らかく、伸縮性もあって着心地はかなり良いです。
ベースと言いましたが、もちろん一枚で快適に過ごせます。
白や、ボーダーも少し手に入れました。
Armor lux コットンTシャツ
France
¥4,180 (3,800)
夏に嬉しい五分袖は、前回評価の高かったセミボトルのタイプがまた到着しました。
クルーネックはカジュアルすぎる、Uネックはちょっと…という方にはこのセミボトルの首回り。
首がキレイに見える立つ形。
毎夏、シーズンに入ると必ず求められる5分袖。
暑くなって冷房下が増えてくると、半袖って時に寒いんですよね。
生地は中地で柔らかいので、普段使いするにはもってこいだと思います。
HIGHT FLUTTER 5分セミボトルTシャツ
Japan
¥7,920 (7,200)
メンズは今年もサブトラクトのワイドが揃いました。
しかも中くらいの度詰め生地。
これ安心する着心地です。
少しドロップショルダー気味の肩まわり。
ゆったりした全体なのと、クッタリしすぎないのが度詰めの良さ。
短パン、細身のパンツ、太めのアンクル丈。
すごく合います。
今年はこの3色。(写真が青味がかかって見えます)
SBTRACT ワイドTシャツ
Japan
¥7,700 (7,000)
ワイド、大きめのTシャツが蔓延する時代。
ずっと思っていたちゃんとした大人のベーシック。
ジャケットなどのアンダーにあるべき形とサイズ。
いい品が見つかりました。
これとは別に、この数年セレクトしてきたPACHIIの 70'S後期ー80'Sヴィンテージのようなスタイルがありました。
もちろん今年も定番ですが、
これは、それよりももっとジャストで着て欲しい一枚。
174cm 66kg の私は前型普段 Lサイズですが、この新作は Mサイズを選びます。
生地のやわらかさは程よく胴回りを作り、胸回りはしっかりジャストでサイジングします。
なかなか言葉で表現するのは難しいのですが、
リラックス、ではなく男らしい形です。
細身アンクルでトラッド意識、太めトラウザーで男感しっかり強めに。
オススメします。
PATCHII
Japan
¥4,290 (3,900)
快適なTシャツ時間を。
katayama
category : Wear