コートの出番
2021.10.01Wear
暦は神無月、
本格的な秋の入り口。
天気予報を眺めながら、1度、また1度下がっていく情報に習って
クローゼットの内容を変えていく時間。
いつも今月のどこかでやってくる、暖かな羽織りが必要なタイミング、
今年はどのあたりでしょうか。
着脱ぎがしやすい羽織る一枚、
全体をまとめてくれる、様になる一着。
今日は少し、そんな羽織コートのお話しです。
今年もまたアイルランドからマッキントッシュが揃いました。
フランシスキャンペリによる洗えるマッキントッシュです。
整いのキレイさ、美しく上品なシルエット、
何より特殊に構成された防水のファブリック。
本来のゴム引きと比べると性能は下に行きますが、
それは遥か上のレベルでの話。
特性としては洗えること、それからゴムの匂いが一切しないこと。
そして、日常で使っていく上で、中に水を極力通しにくい上質なクロスです。
このステンカラー、
ベルカルテで個別にオーダーしている別注品。
サイドからバックにかけたバックルの存在により、シルエットを美しく魅せてくれます。
こっぽり膨らむ品ではなく、キレイなベーシックを求められる方には特にオススメの一着です。
着丈はミドル。
車の乗り降り、持ち運びの軽さを考えると
結構バランスの良いところです。
オープンスタンスはカジュアルなラフさ。
キレイに整うけど、カジュアルな日常にも実用的。
10年は着ていきたいと思える特別な一着です。
Mackintosh by Francis Campelli ステンカラーコート別注品 3色あります
Ireland
¥85,800 ( 78,000 )
そして噂のBRENA。
Burberryを彷彿とさせるような一着も加わりました。
「 TAILORED by ONE ARTISAN 」
これは、一着のコートを仕上げる工程(生地の裁断から縫製まで)を一人の職人で行う特別なものという意味。
一貫性がある物作りは、結果的に上質に整ってきます。
このBRENA、さすがと言えるのがやり過ぎていないデザイン。
あくまでトラディショナルなスタイルで、" スタイリングが纏まりやすい " オールドテイスト。
来年、再来年…と秋と春を基本に飽きることなく付き合って行けそうなところは魅力的です。
使われている生地はなんとも上質なイタリア製のヴィンテージ生地。
後のスレた良い感じが約束された、しっとりとした触り心地です。
ベルトの使い方は数通りあって、足元、テイストに合わせて変化できます。
裏地がないのも使用しやすい所。
ロールアップしても雰囲気よく、重い感じになりません。
というのもこれ、万能なユニセックスなんです。
メンズベースな部分も一役買って、ベーシックに使っていけるポイントなのだと思います。
着丈も長め。
このあたりもテーラー仕上げのやり方。
簡易的な作りではなくこだわりが要所に見られます。
BRENA Vintage fabric AC Coat
Japan
¥51,700 ( 47,000 )
テイストを変えて、
秋のリネンの一着。
フォグリネンワークからシックにも思うコートを用意しました。
形はシンプルなステンカラーのコート。
クセがないのととてもオーソドックス。
いろいろなスタイルの方が、日々の暮らしの中で役に立つ一着かと思います。
生地は ” 厚地 ” のリネン。
フォグは日常使いがテーマ、家でじゃばじゃば洗って干すだけ。
このコートもそんなことができる一着。
もちろんコートなので、クリーニングでキレイに仕上げるのもいいですが。。
楽って嬉しいですね。
寒い時期になったら前をしっかりしめて、ストールを巻けば防寒もok。
時に前を開けて軽やかに着こなすのもおすすめです。
身幅はゆったりとしているので、肩回りが窮屈にならずゆったりとした着心地です。
上質なリトアニアのリネンを100%使用。
使い込むごとに風合いが柔らかく良くなっていきます。
今を楽しみながら先をも楽しみな一着ですね。
fog line work ステンカラーコート 2色あります
Japan
¥26,400 ( 24,000 )
さらにもうひと型、ダブルのスタイルも。
カチッとなりがちなダブル。
先のベーシックステンカラーよりはもう少しよそ行きの雰囲気。
ただ少しフロント開きでウエストマークすると、こんなカジュアルな雰囲気にも。
スタイルはAラインなのでトレンチコートのようでもあります。
マークしない時は後ろでデザイン。
ちょっと長めの羽織になって、お出かけのお供に最適だと思います。
fog line work ステンカラーコート 2色あります
Japan
¥27,280 ( 24,800 )
色んな場所に行きたいですね。
それでは。
katayama
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