これから先、ずっと寄り添う革靴を。
2022.11.21Boots,Shoe
ベルカルテでは定番となった足元、
SANDERSに、PALANCO。
いつ見ても美しい、そう感じさせてくれるシューメーカーたち。
たくさん届きました。
秋空に一層似合うレザーシューズ、届いたばかりのモデルを
今日はご紹介したいと思います。
PALANCO Side gore Boots
Spain
¥43,780(39,800)
スペイン南西部に位置する古くからレザーブーツの産業に特化してきたバルベルデカミーノという小さな街で
乗馬ブーツを専門に作るシューズブランドとして1979年にスタートした、パランコ。
グッドイヤーウェルト製法にこだわり、200以上の工程を経て生産されるシューズは
繰り返しのリペアが可能な耐久性と、弾力のある履き心地の良さが魅力。
スタッフ共にファンの絶えないブランドです。
以前にもご紹介したことのある、サイドゴアシューズ。
サイドゴアとはその名の通り、
サイド(側面)にゴア(ゴム)が縫い込まれたブーツの総称のこと。
元々は英国ヴィクトリア女王のために、着脱が容易で足にフィットする靴をと
作られたものが原型と言われています。
サイドゴア、というとブーツスタイルが主軸な中
パランコのサイドゴアは短めの丈感。
年間を通して履きやすく、様々なシーンで活躍してくれそうです。
また、上質なカーフレザー(仔牛革 )が履きこむほどに足に馴染み
敷き詰められたコルクが、歩くたびに沈み込むことで自身だけの一足に。
型崩れしにくく、長時間歩行にも向いた靴になっていきます。
グリップ性、耐摩耗性に優れたハーフラバーソール付き。
滑りや消耗といったレザーシューズならではのソール悩みも、
履き初めから気にせず履いていただけます。
PALANCO Suede Pecos Boots
Spain
¥43,780(39,800)
続いてもパランコ、初のペコスブーツです。
ペコスブーツとは元々、農作業用に使われていたワークブーツの事。
エンジニアブーツとも、ウスタンブーツとも出で立ちの違う
ややすっきりとした印象のブーツです。
ぎゅっと足を包み込むアクリルのインナーは
ふわふわで暖かな履き心地。
つま先の冷えるこれからの季節にぴったりの一足です。
アウトソールには、言わずと知れたイタリアのソールメーカー
「ビブラム社」のソールを採用。登山靴にも使用されるほど、滑りにくく安心感があります。
色違いのブラック。
スエードならではのスミ黒のような落ち着きのある黒。
脱靴には、密着した足とボアをはがすように
足首を固定して引っ張ります。
スカートやワンピースはもちろん、
ワイドなパンツの下にしたためたり、細身のパンツをインしたり。
それぞれの印象の違いを楽しんでもらいたいですね。
SANDERS Chelsea Boots
England
¥62,700(57,000)
靴の聖地イングランド・ノーサンプトンで1873年に創業したサンダースは
世界中の多くの警察、Military、Security用のシューズとして採用されるかたわら、
英国国防省へのオフィシャルサプライヤーとしてシューズを供給している、実力メーカーです。
パランコ同様グッドイヤーウェルト製法と、天然素材にこだわり製造しているにもかかわらず
製造コストが抑えられているのは、そのシェア率があるからこそ。
第四世代に渡り受け継がれる伝統的な メイドインイングランド のシューズを製造できるのが
サンダース最大の魅力です。
1960年代、ロンドン・チェルシー地区のアーティストたちが
こぞってサイドゴアブーツを愛用したことから
その名で広まっていったチェルシー・ブーツ 。
ベルカルテでも秋冬の定番となったこのモデル、
履き口が細く、履いた時の足との一体感が美しい一足です。
また、履きこむほどに足に馴染み、動きに伴いできるうねるようなシワが
カーフレザーならではの格好良さ。
足への馴染みも早いので、日に日に足を通すのが楽しみになりそうです。
SANDERS Derby
England
¥53,900(49,000)
店頭に並ぶのは初めてのメンズ、ダービー。
サンダース社が収蔵しているミリタリーシューズのアーカイブを元に作られた
ミリタリーコレクションです。
チェルシー同様、カーフ表面を樹脂コーティングしているので汚れが付きにくく
多少の雨にも強い素材が扱いやすい一足です。
アウトソールには、グリップ・クッション性の高い ITSHIDE製 のラバーソールを採用。
レザーソールのように滑る心配が少なく、安定した履き心地です。
クラシックなブラックに加えて、ミリタリーグリーンのシューレースが付属。
好みで色違いを楽しみたいですね。
FOX UMBRELLA
ENGLAND
¥15,400(14,000)
サイドゴアのようなショート丈の足元は英国王室御用達
フォックスアンブレラのレインブーツです。
レインブーツとだけあって、ラバー素材の撥水性のある素材。
雨や雪から足元を守ってくれます。
短めの丈感と、すっきりとスタイリッシュなフォルムが
足元の状況が悪い時はもちろん、晴天の時にもレザーシューズのように
履いていただけそうなファッション性の高い一足です。
北陸では特に活躍するシーンが多くありそうですね。
肌寒さが日に日に増してきた11月中旬。
暖かなものを求めて、装いもウールのものへシフトする頃
足元も秋冬らしく整えて、移り変わる季節を楽しみたいですね。
kosaka
<営業日、定休日のお知らせ>
11月23日(水) は通常営業、11月22日(火) は振替でお休みとなります。
よろしくお願いいたします。
category : Boots,Shoe