RELATIONS DE VOYAGESのセイルクロスバッグ
2023.03.31Leather,Bag
穏やかな気温と天候に恵まれた三月下旬。
ちょうど見頃の九分咲き桜のあるご近所で、撮影合間の少しのお花見を楽しみます。
この日の気温は16℃。
日差しがあると暖かく、時より吹く風は肌寒い。
装いにライトコートがちょうど良く、身なり春らしく足首を出したり白を取り入れたり。。
ベルカルテに新たにお迎えした RELATIONS DE VOYAGES (リレーションズ・ド・ボヤージュ)は、70年~80年代のヴィンテージセイルクロス(ヨットの帆)をリサイクル使用したバッグブランド。
2way仕様のショルダーバッグは、普段使いから他シーンでも活躍の場を広げてくれそうバッグです。
使い古されたセイルクロスに惹かれたご夫婦、パスカルさん と ヴィンチェンツァさんの二人が、その資材を元にバッグ作りをはじめたことをきっかけに、1995年フランス・ブルターニュ地方の港町サンマロ―で「リレーションズ・ド・ボヤージュ」を設立。2001年 ヴィンチェンツァ の故郷、イタリア・トスカーナ州に移住し、本格的にブランドを始動されています。
母体に使われたセイルクロスだけでなく、ハトメや留め具にも経年変化したビンテージパーツを使用。
中は半周にポケットの付いた嬉しい作り。
そして、開閉は内に隠れたマグネット。留め具を表に出さないシンプルさ、そのこだわりもセンスを感じられます。
ショルダーは定番のベルトタイプではなく、ネジ式シャックルによるもの。
取り外してもデザインが損なわれないスマートな作りです。
連結も美しい。
薄くて軽く、完全防水。
大きすぎず小さすぎず、男性にも扱いやすいサイズ感。
一泊から連泊旅行、アウトドアシーンまで、汚れや消耗等心配する事なく扱いやすそうです。
また、生地それぞれに違いがあるのはもちろんですが、ギザギザのステッチングや編み色でそれぞれ遊んだ楽しいデザイン。
白ワントーンに見えるこのバッグも、薄らとさりげなく入るステッチが良いアクセントになっています。
ちょっとのお出かけには、小さなこちらを。
薄着となっていくこれからの季節に特に重宝しそうな小さなショルダー。
アウトドアのそれとも違う、ファッション性のある品を探されている方におすすめしたい一点です。
小さいと言っても必要最小限の収納には余裕のあるサイズ感。
500mlの飲みものもすっぽり入り、水滴もこの素材なら気にならなさそうです。
ショルダーには海の座標数字がデザインのように入ります。
もちろんこちらも長さ調整可能。
片方はダブルリング、もう片方は2wayショルダーと同じく、ネジ式シャックルで取り外し可能です。
ボディバッグのように短くして体にフィットさせると、安心感があります。
一つハトメで留めたタックデザインがさりげなくデザインを作ります。
トートバッグ
¥38.280(34,800)
ショルダーポシェット
¥17.380(15,800)
形あるものからまた違う形のものへ。
近年呼びかけられる SDG と同じ感覚と言えそうな「リメイク」による
昔からある再利用法を生かしたモダンなデザインバッグ。
使い込まれた風合いや傷などそのままに、利便も踏まえて楽しく使っていきたいですね。
kosaka
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