オケージョンと日常と。
2023.09.29Wear
結婚式や式典などの特別な行事。
時に来る、" 少しキレイ " に整えないといけない場面。
つまりいつものカジュアルとは違って、必要なのはTPOをわきまえたファッション。
常日頃に使用するものではないとなると、何を選べば良いのか難しいもの。
どうせなら、その場面以外でも使えるならそんな嬉しいことはないですね。。
prit のノーカラージャケットはまるでカーディガンのような優しい羽織り。
*外光で青く見えますがカラーは黒ですよ
肩が合ったセットインスリーブとは違ってドロップショルダー仕立てな所が、そんな優しさのポイント。
着丈は短過ぎず少し長め。
トップスインとのバランスがとても良く写ります。
カフはなく小さなリブに見せた形なので、時計やジュエリーが自然と調和。
素材はストレッチが効いたしなやかな生地。
少し裏起毛があって暖かく、これからの季節にぴったりです。
ゴムとひも調整ができる同素材のパンツとの合わせ。
軽い生地ということもあって、ストレスがかからないのはとても大切。
窮屈感が無く、軽快に動きやすいカジュアルさを持ち合わせているので、
心地よく過ごすことができるセットアップ。
フォーマルシーンならこんなアンティークの個性をそっと。
小さくても存在感があるヴィクトリアンアメジストを選びます。
prit
Japan
ジャケット ¥14,080 (12,800)
パンツ ¥12,980 (11,800)
そしてこのジャケット、決してフォーマル用と言うわけではないんです。
実はこれが大切な事。
カジュアルなカットソーにさらっと羽織って、上品なトラッドジャケットのように合わせるのもok。
ドロップしたショルダーパターン、ボタンの無いカーディガンのような形は型にはまったものではないので、
こう言うアレンジができるのがとても良いんですね。
足元はスニーカーに変えて、ちょっとお出かけスタイルに。
寒暖差がある1日間、着脱ぎしやすい一枚を持って楽しむのがベストです。
それから Factory のセットアップはチャイナジャケット的。
ワークウェアのカバーオールのような、リラックスした太めのアームが特徴的。
合わせるボトムはふっくらコクーンスタイルのワイドパンツ。
実はこれ、使用しているのは刺子の生地。
光沢の出る " キレイめ " のものとは違って、凸凹感のある中地でしっかりしたもの。
フォーマルを形にはめすぎるのでは無くて、少しずらすこと。
でも落ち着いた表情にまとまるのがこの一着。
通常の襟では無く、この立ち襟のデザインは気品の象徴。
広めのアームを女性らしくまとめてくれるドロップの位置。
動きやすくするための深いサイドスリットは、ワーク感を無くす、大きな役割を持ったデザイン。
フリーサイズジャケット。
159cmが羽織るとこの感じ。
このままでも十分可愛いですが、
少しアクセントロールアップで女性の細さを見せることがより良し。
パンツはジャケットのトーンに合うふっくらした形。
動きやすいのはもちろん、しっかりした生地だからこその どしっと した落ち着き方がとても安心します。
Factory
Japan
ジャケット ¥35,200 (32,000)
パンツ ¥28,600 (26,000)
このジャケットはワークウェアからのスタイル。
だからこそこんなカラータートルでも忍ばせると、途端に普段着に変身するんです。
スカートやワンピースにも相性がいい一着。
少し肌寒くも感じたこの日は、テーパードのタックパンツと合わせて1日を。
オケージョンの話ついでに、とてもスペシャルなコートがベルギーから到着しました。
1930年代にフランスで作られた、サテン生地のブラックコート。
少し肉厚のサテンはしなやかながら、しっかりとコートの形を保てる分量。
薄過ぎないので、生地が寄った時にできる波打つドレープ感が本当に落ち着いていて、息をのむ美しさがあります。
共地のロープでウエストマークするとご覧の通り。
エレガントとはこのこと。
なかなか着用する機会が無いものだからこそ、より特別な雰囲気を楽しみたい。
モチベーションが上がるような、そんなコートです。
サテンコート
1930-40's Belgium
¥39,600 (36,000)
特別なシーン、それと普段の日常。
棲み分けながら、たまにアレンジして共存する楽しみ方。
そんな一着であったらいいなと思います。
katayama
category : Wear