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深まりゆく季節のレザーアイテム

2024.09.30Leather,Bag

秋は、お洒落の楽しい季節。

暑い日々はひと段落し、素材感を楽しんだり重ね合わせを楽しんだり、スタイリングの幅が広がります。

ベルカルテでは、アルテサノスのローファーから始まり、ボンヌメゾンの靴下と続いて、

続々とお店に届くアイテムをブログでもご紹介していますが、まだまだご紹介できていないアイテムもたくさん。

季節の変わり目は、何からプラスしていこうかと悩ましいところ。

あれもこれもとある中で、日々の気候とにらめっこしながら、秋めくアイテムを眺めています。



さて、この時期いつもの装いにプラスしたいのがレザーアイテム。

ローファーの記事で ”足元ひとつで一気に秋モード” とご紹介しましたが、

レザーの質感がプラスされると、深みが出てグッと秋の雰囲気に。



ラフなパンツから、デニムなど中地厚のパンツへと衣替えする頃。

そこにアクセントとしてしっかりと存在感を放つアイテムがレザーベルト。

ウエストをしっかり調整するという実用的なアイテムですが、色や太さ、長さなど、種類によって印象がかなり変わります。


Martin Faizey(マーティンフェイジー)の 0.75inch(約19mm)は、細過ぎず太過ぎずな程よいバランス。

レディー過ぎず、メンズ過ぎず。

すっきりと全体を引き締めてくれる印象です。



Martin Faizey  ブライドルレザーローラーバックルベルト 0.75 inch

ENGLAND

¥16,500 (15,000)

1922年創業の老舗皮革ブランドである「Daines&Hathaway(デインズ&ハザウェイ)」のベルト作りに

長らく携わってきたマーティンフェイジー氏が、自らの名を冠した「Martin Faizey」。

2011年にスタートし、数名のスタッフと共に英国ウースター州の工房で、英国高級皮革製品の伝統的なオールハンドメイドの手法を守り続けています。



艶のある表面が上品で、馴染みの良い滑らかで柔らかなブライドルレザー。

ベルトのごわつきが苦手という方も、すっきりとまとまりやすく、扱いやすいと思います。

ウエストサイズは28と30の展開ですが、ベルト自体は長めの作りになっているので、幅広く調整可能なサイズ感。





メンズも、スラックスの細いループにありがたいスリムさで、

華奢なラインをお探しの方にもおすすめしたい一本です。



見えないところでお気に入りを忍ばせるも良し。

カラーはブラックとブラウン。

しっかり決まるブラック、柔らかい抜け感のあるブラウン、

バッグやシューズの色との合わせも楽しみながら選んでいただけたら。



ウエストマークという点で使いやすいこちら。


HERALDIC ブライドルレザーリングベルト 20ミリ

ENGLAND

¥17,380 (15,800)

先程のベルトと太さはほぼ同じ、そして同じくブライドルレザーですが、

しっかりと厚みがある点と、すっきりとした長さ、Dリングで細かな調整が可能なところが異なる特徴。

ベルトの穴だとうまく調節できなくて…という方や、より女性らしく整えたい方におすすめです。



ちなみに、ヘラルディック(HERALDIC BELTS)は、1990年にイギリス・ウースター州で創業した革小物を手掛ける工房で、

40年近い馬具職人のキャリアを生かし、馬具と同じ製法で全行程を手作業で行われています。

ウースターは中世から続く革産地で、多くのタンナーや工房がある地なのですが、

全ての部材を自国で賄っている、生粋の英国レザーベルトブランド。



先程のマーティンフェイジーと並べて。

使い勝手だけでなく、バックルの形でも印象が変わりますね。

こちらはブラックのみで、サイズは30、32、34。


パンツはもちろん、チュニックやワンピース、ストールの上からマークして、

いろんなシーンで頼りになると思います。



さて、足元もしっかり艶のあるレザーで整えたくなってきました。

この時期、抜け感のあるレザーシューズはバランス良く使いやすいアイテムです。



PALANCO パランコ ストラップ シューズ

Spain

¥49,500 ( 45,000 )

サイドオープンと全体の曲線美。

何度かブログでもご紹介していますが、他にないデザインの美しさは、いつ何度見ても賞嘆の声があがります。


上質なベビーカーフ(仔牛革)に光沢のポリッシュ仕上げ。

最初はしっかりと硬めですが、じっくりと自身の足の形に馴染んでいき、柔らかくなっていきます。

シワが出てきたときの表情も素敵で、育てていくと増していく魅力にも、拍手を送りたい一足。



靴下遊びも存分に楽しめます。

ボンヌメゾンのアーティスティックな色遣いはもちろん、どんな色も受け止めてくれるので、

ここは思いっきり遊んでみましょう!



シックに決めると、オケージョンコーデも完成です。

バランスの良い控えめなヒールは、パンツもスカートもスタイルを選ばず。

厚めのタイツとも相性が良いので、パンプスとも違う印象で、幅広くお使いいただけると思います。



そして、やはり気になるのはバッグ。

軽やかな印象のバッグからレザーに切り替えると、しっとり秋コーデに。



Teha'amana Cylinder tote 

Japan

¥30,800(28,000)

ベルカルテではお馴染みのレザーブランド "テハマナ" から久しぶりに入荷したシリンダートートバッグ。

円筒で縦長の形は、スリムで上品な印象です。





ステッチが少ないこと、留め具でよりすっきり整えられること、

クラシックさが際立つポイントが揃っています。



コンパクトに見えますが、財布、ポーチ、スマホ、まだまだ入りそうなサイズ感。

しかも、縦に整頓できて、バッグの中でごちゃごちゃしない。

さっと取り出すことに優れていて、長財布を愛用している方は、特に使いやすい形だと思います。



細過ぎない持ち手も、腕にかかる負担が少なくて快適。

テハマナのバッグは、日常での使いやすさを踏まえた上でのシンプルなデザインが魅力で、

そうそう、こんなの探していたの!というところにピタッとくるアイテムばかり。



Teha'amana MARU Flap Shoulder S

Japan

¥30,800(28,000)

同じくテハマナの、MARUという名のショルダーバッグ。

こちらも使い勝手の良さが際立つアイテムです。





筒型のトートの口を折り返して開け閉めするフラップ式。

しっかり閉じるのに、さっと開ければ口が大きく開き、中が見やすいことも嬉しいポイント。







中には大きめのポケットも。

迷子になってしまいそうなアイテムは、この中が定位置。



馴染みの良い軽くて柔らかな革が、体に添って心地よくフィットします。

使っていくほどに、さらに柔らかくなっていき、体の一部のような存在になっていきそうです。



メンズも良い雰囲気ですね。

ショルダーは調節できるので、ユニセックスで使えるのも魅力的です。

留め具で簡単に調整できるので、これからコートを着たとき、脱いだとき、微調整もすぐにラクラク。

カラーは、ブラックとブラウン。

どちらも落ち着いた色で、装いをグッと引き締めてくれること間違いなしです。



さて、今回は新作も届きました。

Teha'amana LID shoulder

Japan

¥25,300(23,000)

なんともコンパクトなボックス型。



しっかりと整った角が美しい。。

その端麗な姿に一目惚れ…という言葉がぴったりなバッグ。

四角いフォルムと丸紐のバランスが、スマートな雰囲気です。


紐は、中で調節可能。

短くしてハンドバックのように持つこともできます。

底で結ぶ仕様は、荷物を取り出しやすくするための工夫。

細かいところも、抜かりなく。


そして、この手縫いのステッチ。

ほんの少しでも、あるのとないのでかなり印象が変わるのです。

この温かみのある雰囲気が、テハマナの魅力の一つ。



トップについた留め具も、全体の印象を引き締めてくれるアクセント。

見た目だけでなく、しっかり閉じる役割も担っています。



パタンパタンと開きます。

荷物を入れていくと、パズルのピースをはめるように、ピッタリと空間を埋めていきたくなるような。。

程よい高さと奥行きで、割といろんなアイテムがフィットしそうなサイズ感ですね。



実はこんなにも入っていましたよ。

三つ折りの財布、ハンカチ、バームにリップ。

これだけ入れば十分という方もいらっしゃるかもしれませんね。

荷物が多い方は、すぐに取り出したいアイテムだけ入れて、あとはサブバックに、というのも良さそう。

旅行やマルシェなどのお出かけでも活躍しそうです。


明るいキャメルは良い差し色に。

だんだんブラウンへと濃くなっていくヌメ革のエイジングも楽しみの一つで、

使っていくほどに愛着が湧いてくると思います。

カラーはキャメルとブラック。

どんなスタイルにも合わせやすいブラックもおすすめです。




だんだんと日々進んでいく季節。

10月になると、また少し気温が落ち着きそうです。

どこかへお出かけしたくなるようなレザーアイテムで、楽しい秋を。

素敵な出会いがありますように。

yuka



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