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頼りになる暖かさ、フランネルとコーデュロイ

2024.10.21Wear

気温が上がったり下がったりな10月。

毎日、1枚着で快適に過ごせる気温だと嬉しいのですが、

グッと冷える日もあれば、汗ばむ日もあったり。

日々の気温差、1日の中の気温差がとにかく激しく、

何を着たらいいのだろう…と悩む方も多いのではないでしょうか。。

ウールニットはまだ早い、だけど薄手のコットンは頼りない。。

そんな時におすすめなのが、コーデュロイとフランネル。

コットン地ですが、どちらもそれぞれに保温性のある織物で、

少し肌寒くなってきた頃から春頃まで、工夫しながら着まわせるアイテムです。





RINEN コーデュロイ リラックストラウザーパンツ

Japan

¥18,700(17,000)

細めの畝(うね)が上品なRINENのコーデュロイパンツ。





コーデュロイとは、綿をビロード織りしたパイル織物の一種で、縦畝が特徴の生地です。

陰影が付くと、畝の雰囲気がよりわかりやすいでしょうか。

ああ、コール天ね!と別名でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。



なぜ保温性があるのか?というと、

この畝の凸凹が空気の層を作ってくれるのです。

見た目にも暖かそうですが、しっかりと空気を逃さない仕組みになっています。



さて、こちらのパンツのシルエットは、ややワイドなストレート。

癖がなく、どんなスタイリングにも活躍する1本です。





トップスをタイトにもってきても、良いバランス。

ショート丈のワークジャケットを羽織っても、バランスは崩れることなく。

安定感のあるシルエットで、これからニットなどのボリュームある素材がきてもばっちり。





トップスがワイドで長めのときは、ロールアップするとすっきり整います。



ウエストはイージー仕様。

平紐で厚みが出ず、きれいなギャザーが作れること、絡まりにくく解きやすいところも嬉しいポイント。







カラーは柔らかい色味のエクリュ、サイズは1〜3でユニセックスです。

メンズも、程よいゆとりで、綺麗すぎずカジュアルすぎず。

コーデュロイの素材感と優しい色味、抜け感のあるシルエットがとても素敵です。


さて、このコーデュロイの畝ですが、太さによって雰囲気がガラリと変わります。

次のコーデュロイパンツの畝は、RINENよりもやや太い印象。



have a good day コーデュロイリラックステーパードパンツ

Japan

¥16,500(15,000)



カラーのインパクトがありますが、先ほどのコーデュロイよりもハッキリと凸凹が見えます。



かと言って、決して太畝ではなく。

程よいピッチと毛足の長さが、普段使いしやすいバランスです。



艶があって、表情豊かなコーデュロイ。

光が当たると、よりキラリとして明るく見えます。美しい。





表情やカラーがやや印象的ではありますが、形はスッキリとテーパード型。

足元にかけてスッとスリムになっているので動きやすく、

トップスのボリューム問わずスタイリングできる、嬉しいベーシックな形。



ロングのコートを羽織ってもスッキリ。

腰回りはゆとりがあり、スリムになりすぎないところがまたポイントです。

冬場は、やはりインナーを思う存分重ねたい。

厚手のタイツ、ウールのレギンス…冬の余白は大切。



こちらのウエストもイージー仕様。

扱いやすい丸紐は、ギュッと固定できて安心です。



長めのシャツと合わせても◎

テーパードが得意とする組み合わせで、足元もあまり選ばず、どんどん着まわせそう。



サイズは1と2、カラーはターコイズ、ネイビー、ブラウンの3色。

どの色も深い色味。

コーデュロイのピッチもカラーも、70年〜80年のリーバイスのような雰囲気があり、

ヴィンテージのような、こなれた感漂うアイテムです。

そして、同じ形で素材違いがこちら。



have a good day フランネルリラックステーパードパンツ

Japan

¥14,300(13,000)

もう一つのおすすめ素材、フランネル。

生地面が起毛していて柔らかく、長い毛足が繊維の中に空気を含んで熱を逃さないので、保温性に優れています。



先ほどのコーデュロイはハリ感がありましたが、こちらはしなやかで落ち着いた生地感。

同じ形でも、生地によって印象が変わりますね。





肌に馴染む綺麗な形なので、スニーカーと合わせてもカジュアルさが前面に出ることなく。

軽快な綺麗めスタイルも叶う1本。



こちらもサイズは1と2、カラーはナチュラルとキャメル。

どちらも明るいカラーで、冬の重めスタイルの中で活きてくるカラー。





優しい色味、軽くて柔らかいフェルトの生地感。

見ているだけでも暖かいです。



トップスにも起毛素材を合わせてセットアップ風にしてみました。





トップスは、フランネルのようなモールスキンのシャツ。

"モグラの毛皮" という意味のモールスキンですが、

上品な光沢感にわずかに起毛したすべすべな生地で、フランスのワークウエアの代表的な素材です。





RINEN ライトモールスキン スタンドカラーオーバーシャツ

Japan

¥16,500(15,000)

RINENのモールスキンはとにかく柔らかくて軽い。

どんどん重ねていく季節、”重い” ”動きにくい” が増える中で、ものすごく重宝する素材感です。



高密度な織りと、フランネルのような微起毛。

防風性、保温性に優れています。

肌あたりが優しくてほんわりと暖かい。



光の当たり方によって見える光沢感も素敵です。

上質な素材感が光るアイテム。





そして、形もサイズもシンプルで着回し抜群。

一枚着としてはもちろん、ややワイドなので中にカットソーを着てもかさばらず。

中にも仕込める、上にも重ねられる、絶妙なサイズ感なのです。



これからはニットを重ねても◎

ラウンドした裾がチラリと見えて、差し色のいいアクセントになりそうです。



サイズは1〜3、カラーはアイボリー、テラコッタブラウン、スミクロの3色。

どの色味も柔らかく、落ち着いた雰囲気。

素材のしっとり感も相まって、寒くなっていくのが楽しみになるようなアイテムです。


そして、季節を楽しむならこんなアイテムも!



ヴィンテージ フランネルグランパシャツ

1980's Germany

¥8,800(8,000)

グランパシャツとは、長い着丈とプルオーバーが特徴的なシャツ。

1930年代頃から、ワークウェアやパジャマ、下着として着用されてきました。





プルオーバーの頭からかぶって着るタイプのフランネルシャツ。

ワーク、パジャマ、と聞くと動きやすさと心地よさは保証されている感じがありますが、

雰囲気の良さはもちろん、育った生地感がより柔らかくて、本当に心地よい。



後ろは、お尻がすっぽり隠れる長さ。

これは、19世紀の今のようなアンダーウェアがなかった時代に、シャツをタックインし、現代のパンツの役目があった名残だそう。

今は、インしてもしなくても様になる形。

どちらにしても、しっかりお尻の下まで暖かいというメリットもあります。



ヴィンテージ フランネルグランパシャツ

1970's Germany

¥11,880(10,800)

また雰囲気が変わって、こちらはパキッとした色味が可愛いプリントネルシャツ。

無地の生地の上からチェック柄がプリントされたシャツです。





めくった袖の裏は無地。

表のプリントが滲み出ています。



そして、よく見てみると色ムラが。

プリントの掠れなのか、経年変化での薄れなのか…

70年代以降の効率化による大量生産で生まれた手法ですが、織柄とはまた違う雰囲気で面白いのです。



さて、シルエットは、ボックスカットで一枚着として綺麗に見える形。

スッキリとして、アウター感もあるようなきちんと感。



先ほどのフランネルパンツと合わせて。

ベーシックな形のパンツがあると、一点投入のようなトップスも合わせやすく、色々遊べます。


さて、盛りだくさんでご紹介いたしました。

日々の気温と、程よい素材感。

ウールもいいけれど、コットンも選ぶ素材によって、しっかりと暖かく過ごせます。

ウールのチクチク感が苦手…という方にもおすすめな、フランネルとコーデュロイ。

この秋、いろんな素材感を試してみてはいかがでしょうか。

yuka


<イベントのお知らせ>

「霜月のパール」emme jewelry 展

11 / 1 金  -  11 / 5 火

10 : 00  -  18 : 00

category : Wear