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ショートコートの冬支度

2024.12.06Wear


あとひと月。

こう思えば思うほど、あれもこれもと気持ちが焦ってしまう。

何も全て片付けなくても…年を越してからしても大丈夫。

そう自分に言い聞かせながら、目の前のことをせっせせっせ。笑

少し外に旅に出ようと、むりやりにでも余裕を入れてスケジュール。

そうすると、見えていなかったことが見えてくるのは不思議なこと。

あたたかな格好をして、外へいざ行かん!なのです。


LONDON TRADITION キルティングジャケット

UK

¥53,900 (49,000)

いよいよ雪マークがちらつき始めた先の予報。

( 東京と関西の天気予報見たらびっくりするくらい晴れマークだらけ!)

福井の生活は車から建物への移動の数々、気楽に気軽に防寒したいから、

今週私が選ぶのは軽いキルティングのジャケット。








イギリスを歩くと、キルティングを着ている人をとても多く見かけます。

オイリングジャケット…というより、圧倒的にキルティング。

街中や田舎道ですれ違う、馬に乗った方々の乗馬スタイリングはもちろん(これがまた格好いい)

英国のスタンダードのひとつとしてある「キルティングジャケット」。

バブアーを初めとしたブリティッシュメーカーに包まれた現地の冬の身なりは、昔からずっと変わらず素敵です。


そんな想いの渦中、ロンドントラディションが作ってくれたサンプルに心惹かれ、

ベルカルテ用に別注カラーで作ってもらったのが今回のジャケット。

サイドベンツ(スリット)やコーデュロイパイピングディテールなど、英国の定番スタンダードです。


軽いのはもちろん、言わすもがなとても温かい。

身長174センチの私が着用しているのはサイズ40のブラウン。

中にローゲージニットを着てとても快適です。

表地の下に薄く入れた中綿、ダイヤモンドの型に走らせたステッチ。

英国の乗馬文化にも準じてスタイリッシュな様相に写ります。






取り外し可能なフードは臨機応変に。


内側のポケットには鍵とスマホを装備して。


なんと言っても軽いものだから、つい手を伸ばしてしまう。

中綿入りで防寒性も備えているから、着込む内側次第で真冬でも快適に過ごすことができる万能着。

体型、サイズによってはジャケットの上からでもOK。

英国の上品さは、" 襟を正すもの " と合わせたとしても、素敵な印象をもたらしてくれます。


Fisherman of Ireland ボトルネックニット

Ireland

¥36,080 (32,800)

今回セットしたのはフィッシャーマンのボトルネックニット。

これは先日のブログ(冬を粧うコーディネート)でも紹介したもの。

太番手でありながら編み地はハイゲージ。

これとっても着心地がいいんですよね。

清潔感がある整いが出来るのもあって。

メリノインナー、このニット、キルティングのトリオ。

巻物加えればこの冬抜群に活躍するでしょうね。


Old Military trousers

1930-40's Belgium

¥18,480 (16,800)

ボトムスにはベルギー軍のウールトラウザー。

スキニーやジョッパー履いて乗馬スタイル、、、とやりたい所ですが、

今回は男くさく渋さでまとめます。


軽く、暖かく、汎用性にも優れる使い勝手。

重宝すると思います。


色違いにブラック。




別の日はもう少しカジュアルな、ワークテイストの気分。




LE LABOUREUR カバーオールジャケット

France

¥32,780 (29,800)

フランス最古のワークブランドと言われる LE LABOUREUR(ル ラブルール)の冬仕様ウールジャケット。

定番フレンチモールスキンジャケットを今もなお作り続けている、フレンチメイド100%のワークブランドです。

フランス製のナチュラルな羊毛ウールを使用したメルトンジャケットは、いい具合に目が詰まっていて暖かい。

それからアメリカのカバーオールと違うところは、やはりサイズ感がタイト仕上げというところ。

もちろん作業服ブランドなので、細いというわけではなく全体的に落ち着いてキレイに見えるバランスがあります。












ウールを圧縮させたメルトン生地。

メルトンも高密度のもの(やや重めだが雨風を通しにくく暖かい)から軽さを追求したライトタイプ(毛玉ができやすく傷みやすいがとても軽い)といろいろありますが、

このジャケットはその間くらい。

まず暖かく、程よい軽さ、今回メリノウールのモックネックニットを着ていますが、

北風が強いこの日は今回の重ねがとても心地よく。

日によってはカットソーの上からなんていうのも。

なんと言ってもワークウェア、ガシガシ使いたいですね。






JAPAN BLUE JEANS デニムパンツ

Japan

¥19,800 (18,000)

今回はあえてワーク感満載でデニムをチョイス。


泥臭くなりがちな大幅なロールアップでアメカジテイストを匂わせ、やはりキレイに整えたいので足元にはシボ革のバンプローファー 。

冬の散歩へ。こういう日もいいと思います。




そしてたまにやってくる、いつもより少しだけ整えたい日。


RINEN ツイードジャケット

Japan

¥46,200 (42,000)

かしこまらない程度にちゃんとした服装で、、、そんな時にもいいかもしれない上着。

ケースバイケースではあるものの、ある程度のルール、モラルを守った上で選択しても良いと思います。




ポイントはノーカラー。

襟付きのジャケットよりも、肩の力を抜いた様子をまとえる形。


そしてこのツイードの生地。

ツイードはイギリス、スコットランドで生まれた織物。

耐久性と保湿性に優れた厚みのある生地が特徴です。

羊毛から紡績する際、伸ばしながら糸にするのではなく、短い状態で紡がれていく糸。

それらを使って織物に仕立てていくと、密度が高いためボリュームが出るんですね。

結果、高い保温力を得ることができるという、先人の知恵が産んだ伝統的な生地なのです。

ひとつ、がっつり分厚く織ったとすると、それはやはり重くなります。

今回のジャケットに使用されているツイード地は、少し伸ばしながら、空気を入れながら仕上がったもの。

それはとても軽く、暖かな一着になっています。








もちろんフォーマル専用のジャケットではなく、普段使いのカジュアルツールのひとつ。

デニムやイージーパンツ等、いろんなスタイリングを楽しむことができます。


NOVESTA ジャーマントレーナー

Slovakia

¥34,100 (31,000)


足元にはジャーマントレーナーのスニーカーを。

ここがレザーシューズとなると、また違った雰囲気でしょうね。


Messerschmitt 38ミリクォーツ

Germany

¥30,580 (27,800)


ツイードからチラッと確認するアナログ時計もまた渋い。


もっともっと寒くなったら、この上にマウンテンパーカー等を乗せるのもよし。

ある程度は、このジャケットと巻物で楽しい冬の日々が過ごせると思います。


このジャケットはユニセックス。

小さなサイズもいいですね。


女性にはさらに軽い一枚を。




have a good day ライトメルトンPコート

Japan

¥39,600 (36,000)

長すぎず、お尻まで隠れるくらいの程よい長さ。

車の乗り降りの際、これが結構楽に思える条件なんですよね。


とにかく軽さを追求した一着。

形はスタンダードなPコートスタイルですが、楽に羽織ることができるゆったりサイズなので、

いろんなシーンで活躍できると万能着になると思います。






印象的な、幅広チンストラップ。

これは取り外し可能でもあるので、襟を寝かせて雰囲気を整えるのも自由自在。

肩のラインは体に馴染みやすいデザインになっていて、

薄めのローゲージはもちろん、肉厚なニットをインナーに挟んでも余裕を持って着用できます。




McConnell プレーンセーター

Ireland

¥29,700(27,000)


この日のインナーには、マコネルのチクチクせずとても柔らかなドネガルセーター。

空気が含んだ羊毛100%で編まれた、ある程度のボリュームニットも難なく。




have a good day コーデュロイ テーパードパンツ

Japan

¥16,500 (15,000)

ボトムスには同じくハブアグッドデイの、キレイなシルエットのコーデュロイ 、それからサイドゴアでバランスを整え。


楽に動けて、格好良く。

そこに女性ならではの可愛さのテイストが、雰囲気としてあとから付いてきます。

素敵ですね。


この日の撮影、裏庭に吹く風の冷たいこと。

冬時期は着込んで撮影するので、具体的な体感を得ながら進めていけるのですが、

今回のショートジャケット、このタイミングとても最高だったと思います。


Haversack メルトンスタンドカラージャケット

Japan

¥52,800 (48,000)

古き良きヴィンテージと現世を融合させ、ハバーサックがオリジナルで作った強撚(目がとことん詰まった)のメルトンの生地。

重い?と思いますか?


着てみるとびっくり、すごく軽いんですよ。


雨風を通してやるものかと、分厚いウールを圧縮して作る工程を、

今の時代の技術でライトに仕上げたスペシャル。










生地量をたっぷり活かしたラグランスリーブは、腕の可動域を妨げることのない面白いデザイン。

裏地がなく、生地そのものが分厚くないので、固いメルトンなのにしなやかに動きについてきてくれる。

経験上、メルトンの生地って育っていくものなんです。

革が柔らかく馴染んでいくように、この生地もどんどんと馴染みが増してより良くなっていくと思います。


合わせには同色のワイド。




Factory ウールワイドパンツ

Japan

¥26,400 (24,000)


冬の白ってやはりいいですね。






SANDERS チェルシーサイドゴアブーツ

UK

¥72,600 (66,000)


足元にはサンダースのサイドゴア。

やはり決まる一足、馴染んだ後がより良くなっていくんです。


こんな色で遊び心。




これから先の吐息が出る気温の下、こんな白で防寒してお洒落して。

見ている方も楽しませてくれそうな、そんな気がします。

そしてこんな黒も。


動きやすいショート丈のアウターたち。

雪が降り始める頃、活発に動く相棒となるでしょうか。

それでは。

katayama

category : Wear